道路 820x510 - 冬の運転のコツ

冬の運転のコツ

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1年の間で最も交通事故が多い季節といえばなんといっても冬です。雪が降ったり、道路が凍結することがある冬は、運転に慣れているドライバーであっても交通事故を起こしがちです。

そこで本記事では、冬でも事故なく安全に運転できるよう、冬の運転のコツを紹介します。

“ゆるやか”、”ゆっくり”をキーワードに

朝の出社時や深夜の帰宅時など、普段だと運転が焦りがちになります。しかし、積雪、または凍結した道路では焦りは禁物で、通常よりもゆっくりと運転する必要があります。

冬 旅行 271x300 - 冬の運転のコツ凍った道路などでは、急なアクセル、ブレーキによってスピンを引き起こしてしまうことがあり、大事故につながりかねません。発車、停車をするときもゆるやか、ゆっくりと操作をし、勢いのある運転は避けるようにしましょう。発進の際は、マニュアルトランスミッション車の場合は2速、オートマチックトランスミッション車の場合はクリープ現象を利用するのがポイントです。また、カーブがある際は、カーブの前に減速しておくことが大切です、ブレーキをかけながら曲がってしまうと、タイヤがロックされハンドル操作が聞かなくなってしまうことがあります。

また、自分が気を付けていても、前方の車が急ブレーキを踏んだりすることもあります。そのため、普段よりも車間距離を開けるようにすることも大切です。

給油は早めに

冬に運転する際は、ガソリンが少なくなる前に、頻繁に給油をしておくようにしましょう。冬道はいつもよりも運転に時間がかかることに加えて、事故などによる渋滞に巻き込まれることもあります。そういった際にガソリンがなくなってしまうこともありますし、ガソリンが少ないことによる気持ちの焦りで、運転が煩雑になってしまいます。

そのため、冬の間はいつもよりもガソリンの残量に気を付けるようにしましょう。

運転の前に雪を落とす

雪 300x192 - 冬の運転のコツ雪が車に積もっている場合は、運転をする前にすべて落とすようにしましょう。雪が車の上にある状態で運転を開始してしまうと、ブレーキを踏んだ際に雪がフロントガラスに落ちてきて、視界が遮られてしまうことがあります。また、タイヤハウスについた雪はハンドル操作を妨げになるので、タイヤ周りの確認も必要です。

そのほか、見逃しがちですが靴底についた雪もしっかりと払うようにしましょう。雪が付いたままだと、足元が安定しなかったり、滑ってしまったりなど、ペダルを踏み外してしまうことがあります。

視界に注意

冬の天気の悪い日は、吹雪や霧などで視界が悪くなる場合が多くあります。周辺が見にくいと感じ始めたら、無理にスピードを出さずに、ゆっくりと運転をするようにしましょう。

また、前方の車がはっきりと見えない程視界が遮られている場合、運転をするには極めて危険な状態といえます、そういった場合でも運転をしなければいけない際は、前方のヘッドライトを点灯させたち、ハザードランプを点滅させて周囲の車に位置を知らせるようにしましょう。そして、なるべくゆっくりと運転をすることで接触事故のリスクを最小限まで下げることができます。

準備を万端に

タイヤチェーン 冬 300x225 - 冬の運転のコツ雪が降っている場合は、万が一に備えてタイヤチェーンは常に車のトランクに入れておくと良いでしょう。また、チェーンが面倒な場合は、スタッドレスタイヤを履かせておきましょう。

そのほか、ブースターケーブル、牽引ロープ、ジャッキ、スコップ、アイスクレーパーなども積んでおくと、トラブルの際にもスムーズに対応できるようになります。