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2019年夏よりGoogle Assistantにドライビングモードが登場

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Googleは2019年5月8日に米国で開催された開発者カンファレンス Google I/Oにて、Google Assistant(グーグルアシスタント)に新たにドライビングモードが追加されたことを発表しました。この機能は、2019年夏に利用可能になる予定で、Androidを搭載しているスマートフォンにてお試しいただけます!既にスマートフォンドライビングナビゲーションする方法は導入されていますが、今回のGoogleが提供するドライビングモードは、何といってもハンズフリーで操作できることが大きな特徴です。ここでは、GoogleアシスタントおよびAndroid機種を使っていない人にも役に立つ、最新Google アシスタントドライビングモードについてご紹介します。

「OK, Google」で ドライビングモードオン!

スマートフォン 296x300 - 2019年夏よりGoogle Assistantにドライビングモードが登場「OK, Google」または「Hey, Google」と呼び掛けてGoogleアシスタントを起動させます。そして「Let’s drive(運転しよう)」と続ければ、ドライビングモードに切り替わります。特に最新UIデザインが最適化されたことによって、表示画面をカスタマイズしてお気に入り機能やアイテムをダッシュボードに挿入することができます。例えば、頻繁に利用するルート(目的地登録)や、電話する連絡先、レストランを検索するアプリやミュージックなど、あなたのドライブを楽しく快適にするすべてがコンパクトに手軽に利用できます!

どこまでが許容範囲?

飛行機に乗る際の「機内モード」は3GやLTE、WiFiといったスマートフォンの電源をすべてオフにして、飛行操縦に悪影響を与えないようにすることを目的としています。「ドライビングモード」は、運転中にスマートフォンに寄せられた着信等に対応できない旨を事前設定しておくことです。いわば、留守番設定のようですね。Google アシスタントの具体的なドライビングモード設定は、正式リリースされる前に各国の道路交通法に合わせて、安全対策が十分にされるはずです。ここでもう一度、日本での運転中の携帯電話の利用について、おさらいしておきましょう。

安全第一が鉄則

車の中で携帯電話 284x300 - 2019年夏よりGoogle Assistantにドライビングモードが登場現在、道路交通法第71条5の5運転者の遵守事項によって、運転中に「携帯電話等を手に持って通話したり、画面に表示された画像を注視すること」が禁止となっています。注視とは、警視庁によると、「2秒以上携帯電話の画面を眺めること」と定めされています。普及しているハンズフリーイヤホンの利用も、都道府県によって規定が様々ですが、運転中の利用はほぼ禁止となっています。Google アシスタントの音声ガイダンスが、日本の道路交通法でどのように扱われるのか、今後の動きに注目しながら、安全第一で最新ドライビングモードを利用しましょう。