車とは10年に一度程度の大きな買いものであり、出費は数百万円にもなります。そのため、車を購入する際はいつもよりも慎重になって、少しでも賢く購入したいというのが本音でしょう。しかし、車は頻繁に購入するものではないため、いざ購入するといってもどこに気を付けたらいいかわからないという人も多くいることでしょう。
そこで本記事では、新車を購入する際のポイントをいくつか紹介します。
新車を購入する最適な時期
新車が一般的に安くなる時期は2月~3月となります。特に3月は最も安くなる時期となります。
これは、自動車ディーラーの決算期がこの時期だからです。この時期はディーラーにとって最後の追い込み期間となるため、この時期に多くの車を販売しようとします。そのため、通常よりも価格が下がる傾向にあります。
また、3月の月末となるとさらに価格が安くなる傾向にあります。この時期は営業マンがノルマを達成しようと必死にセールスを行うため、可能な限り価格が下げられる場合もあります。
この時期であると数十万価格が下がることもあるので、安く購入したい場合はこの時期を狙うのがおすすめです。
ディーラーを紹介してもらう
もう1つ新車を安く購入する際のポイントは、ディーラーを紹介してもらうということです。全く知らないディーラーから車を購入する際は値引き交渉をするのは難しいですが、知人であれば最大限の値下げ幅をもらうことは難しくありません。
信頼関係が築けている顧客からの紹介であればディーラーの対応が大きく異なるので、知人にディーラーの知り合いがいる場合は紹介をしてもらってその人から新車を購入するようにしましょう。
一度知り合ったディーラーを家族に紹介したりなど、長く付き合っていくことも大切なポイントです。
オプションの選択
新車を購入する際は、単に車種を選択するだけではなく、どのオプションを付けるかも決めなければいけません。オプションの中にはカーナビなどの便利な装置から、ドライブレコーダーなどの安全装備、インテリア関係など多くの種類があります。
その中でも注意して決めなければいけないのは、自動車メーカーが製造する際に装備しなければいけないものです。例えば、LEDヘッドライトや追突被害軽減ブレーキシステムなどが挙げられます。これらは購入後だと取り付けるのが不可能な場合もあるので、購入時に装備してもらう必要があります。
新車購入時の追加の出費となってしまいますが、どのようなオプションがあるのかをよく吟味してからオーダーするようにしましょう。
ちなみに人気のオプションとしては、ETC車載器、スマートエントリーシステム、バックモニター、フロアマット、アルミホイール、ドアバイザー(サイドバイザー)、シートヒーターなどが挙げられます。
試乗をする
新車を購入する際に絶対に行っておきたいのが試乗です。販売店で乗り心地を確認するだけではなく、実際に道路を走ってみることが大切です。そして、視界の見え方やアクセルやブレーキの効き方など、実際に運転した時の感覚が自分に合うかを確認する必要があります。エンジン音がうるさい、死角が多くあるなど、実際に運転してみて初めて気が付くことも多くあります。
そのため、乗り心地や車のエクステリアなども大事ですが、自分が運転しやすいかもしっかりと確認してから購入するようにしましょう。