投稿者: 新車を購入する際に同時に行わなければいけないのが、それまで使用してた車の処分です。ディーラーに下取りに出してしまえば一番簡単ですが、これでは高い価格で売ることはできません。
そのため、専門の中古車買取店に車を買い取ってもらうのがベストな方法となります。そこで本記事では、車を売却する方法と手順を紹介します。
手順１．車の売却方法を決定する
従来は車はディーラーに下取りに出すのが一般的でしたが、近年は車を販売する方法が多様化しています。中古買取店への売却の他、オークションへの出店、インターネットでの個人売買など、簡単に売却する方法も増えています。オークション代行や個人売買はうまくいけば高い価格で販売することができますが、未払いや契約の不備など思わぬトラブルになることもあります。そのため、トラブルを避けつつそれなりの値段で車を売却したいのであれば、中古車買取店への売却がもっともおすすめです。以下では主に中古車買取店へ売却する際の手順を紹介しています。
手順２．買取業者の決定
少しでも車を高く売却するためには、買取業者を慎重に選ぶ必要があります。店舗によって売却額は大きく異なり、中には安い価格でむりやり契約を迫ってくる悪徳業者も存在します。
そのため、買取業者を選ぶ際にはいくつかの店舗に足を運んで、適した業者を見つけるようにしましょう。また、インターネットでの買取業者の口コミを見ることも大切です。
手順３．書類の準備
車を売却するためには、自動車検査証（車検証）、印鑑登録証明書、自賠責保険証明書、自動車納税証明書などが必要となります。これらの書類が揃っていないと車を売却できない場合があります。また、書類によっては取得するまで時間がかかる場合があるので、早めに準備をしておくことをお勧めします。
手順４．車両の引渡し
査定額に合意し、契約を結んだあとは、車両の引渡しを行います。この際は、私物はすべてきれいに片づけてから引き渡すようにしましょう。万が一大切なものが車内に残っていたとしても、後から取り戻すことは難しくなります。
手順５．入金確認を行う
基本的に車両の引渡し当日に料金が支払われることはほとんどありません。早い場合で3～4営業日で支払いが完了し、1週間程度としているところも多くあります。そして、支払いは一般的に銀行振込で行われます。
ただし、事前に相談をしておくと、車両引き渡しの当日に支払いをしてくれたり、現金で支払いをしてくれたりなど柔軟に対応してくれることもあるので、特別な要望がある場合は相談してみるといいでしょう。
振り込みがなかったときは、買取業者に連絡を入れ、入金方法、入金日について改めて確認をする必要があります。万が一支払いに関してトラブルに発展した場合は、国民生活センターやJPUC車売却消費者相談室などに相談することができます。